次男の担任の先生が中学3年の時に私に言われた言葉です。
次男の先生はとても素敵な方で男女違わず生徒たちからとても人気があります。
次男と先生は考え方がとても似ていてお互いに「似てるなー。」と思っていた様ですが、ある時次男が先生と似てると思う、先生の考えてることが手にとるようにわかると言ったことを先生に伝えると
「やっぱり!そうですよね!!」と物静かな先生が声をあげていらっしゃいました。
いつも淡々としていて自分のポリシーがしっかりあって動じない。生徒を叱ることもよほででないとない。ましてや怒ったり感情的になんて絶対にならない。媚びない謙らない。数学を語り出したら止まらない。カラオケの場が苦手。
「私と話したがるのは妻くらいです。」と笑っていうちょっと変わった先生。孤高という言葉をイメージさせる感じ。
この先生に中学の3年間を持って頂きました。
入学当初から1年生の後半まではとても活発で、休日は友達と遊びに行き学校の行事もとても楽しんでいました。自分で希望して進学した遠方の学校。どの先生も申し分なくお兄ちゃんの時のような苦労や悩みは全くありませんでした。
一つだけ、彼の中学校生活を暗示するような嫌な感じを感じた出来事があります。
長女の担任の先生が担任発表から二日後にとある駅で亡くなりました。同じ小学校なので次男も触れ合っていた先生。その先生が次男が利用する電車の途中の駅で亡くなったのです。
事故だと発表されましたがネットを使いこなしていた子どもたちはすぐに真実を知ることになりました。
「嫌だ、あの駅を通って行きたくない・・・」
入学式の翌日、初登校の日、早々に学校を欠席することになりました。
それが次男にはなぜか中学は初日から登校できなかった・・・として記憶されています。
訂正して説明するのにまだ書き換えられません。
小さな記憶エラーが何かに影響したようで私の心にもまだわだかまりとして残っていることをこれを記しながら発見しました。
中学2年生から暗転し、中学3年生の終わりに先生が優しく愛を持って言われました。
「1年生の時はとても活発だったと記憶しています。学校行事も友だちとの交流も学校生活も楽しんでいましたよね?あんな子じゃありませんでしたよね?」
Larisa KoshkinaによるPixabayからの画像

