夫のこと

farfadet

子どもが不登校になり母親が一人で抱え込んで苦しんでいる、私の場合もそうだったと。
前回の記事でそう書きました。

では夫が息子の不登校に対して無関心だったか、もしくは私が悪いと私を責めたかというと全くそうではなく
「学校は行きたくないなら行かなくていい。心さえ元気ならいつでもなんとでもなるから。」
ただ大丈夫と思っている、そんな反応でした。

夫は長い間不登校の子どもを支える会などに関わった経験があり親の関わり方で大きく変わること、どのような子が引きこもり、どのような子が引きこもりが長期化し、どのような子は自分で自分の道を歩み出すのかが凡そわかっていたのです。心が本当に病気になった時、その状態がどのようなものかも目の当たりにしてきているので

「息子の状態は何も問題がない。彼の好きにさせておけばいい。ただ私がどうしても不登校が嫌なら私がずっと不機嫌な方が息子にはよくないので好きにしたらいい。彼の状態なら取り返しはつくから。
そして最後まで学校に行かないままでも心身が健康でさえあれば立派に自立していける。そんな人が僕の周りには沢山いる。」
そんな表現だったと思います。
何度相談してもそんな返事が返ってきました。
それは最もだったのだけど一緒に悩んでくれないので突き放された気分になりよけい孤独を感じてしまう、そんな心境でした。

彼の言葉を素直に信じられなかったのは、この時はまだ気づいていませんでしたがそれまでに築いてきた夫婦関係や私自身の不要な信念、拘り、生きることへの不安、自己信頼の低さなど様々な問題があったのです。

夫は家庭の中まで入って引きこもっている当事者の子どもや親とも対話してきているので、それぞれの家庭の自立までの経験も公開できる範囲でいつか載せていけたらいいのかもしれないなと今ふと思いました。
正解は一つではない。
そんなことを知る助けになればと思うのです。

追記 ここにある心身、身体の面の健康とは具体的な病気のことではなく引きこもることでの体力の低下などを指します。引きこもってもしっかり立ち上がっていく人は沢山います。ただ部屋や布団から出られない状態だったりするとどうしても体力、筋力が落ちてしまうので、いきなり朝から夕方までの登校や社会生活をするということが難しいという意味での身体の健康を表しています。

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