高校生

farfadet

「高校は絶対卒業する!」

小中と不登校を繰り返した彼はこの時点で「挫折感、劣等感」を強く抱いていました。勉強も手につかず僕は何一つまともにできない。。。
このままでは自分は社会で生きていける気がしない。だから高校は絶対卒業する!
そう固く決意したのが伝わってきました。

夫は実績や結果、効率を優先する主義です。
高校に合格したと分かったとき、今の状態じゃどうせ勉強できないだろ。だから勉強に集中しないなら高校に行って無駄な時間を過ごすよりも行かずに真剣に勉強したいと思うまでアルバイトしろ!そう言いました。それまでお父さんの言いなりになることが多かった彼はそれでも「絶対高校に行く。」と言い切りました。

彼が行った高校は単位制です。大学のように必修科目以外に自分で選択科目を選び卒業に必要な単位と授業時間を選択します。単位数は国公立理数にいけるように、そして大学受験間近に勉強するゆとりが欲しいからと目一杯の授業数を入れました。部活と委員会にも入りました。

(大丈夫だろうか。。。)
毎朝毎朝凄い葛藤を抱えながら、自分と闘いながら登校していく彼を見送りましたが1年生はなんと皆勤賞!
1年生の終わり、皆勤が間近になった時、単位取得(出席日数と成績で決まります。)は既に決まっているのに皆勤賞に縛られ1日も1時間も休めませんでした。
この最後の追い込みがものすごく苦しかったそうです。

2年生。皆勤賞に縛られて苦しかったからと初めに休みました!
ところが!!初めに休んだことで「行きたくない、無理。」がリバウンド💦
それでも「卒業したい!決めたことをやり遂げたい。」その強い想いで乗り越え高校3年生へたどり着きました。単位を多めに取っていたことで高校3年生前期で卒業が確定しました。
卒業まで学校には通いますが、本当によく頑張ったと思います。
成績は決していいとは言えないものでしたが、彼に残ったのはやり遂げた自信。
自分で選んで自分で出席すると決めて、全て自分で決めて得た卒業。

それは彼の自信になりこの過程を経て彼はひとまわりも2回りも大きく成長したと感じます。

今でも不登校はいい経験になったとは思えない、今はまだ人と同じレールに乗っていた方が楽だったと思う。けれど当時無理してでも学校にいくべきだったとも思わない。
今大学生の彼はそんなことを時折呟きます。

高校も卒業が全てではありません。不登校だからという劣等感も不要です。
彼の場合は私もおおらかに見守ることができなかったし、周囲も登校を勧めていたので自然とそうなってしまったのでしょう。

さて、我が家はこれで終わりではありません。笑


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