ちゃんと話を聞いてよ!

farfadet

お母さん、本当に思ってることを言ってよ!

お母さん、思い込みで話を聞かないでちゃんと理解して!
お母さん、僕の話聞いてる?聞く気がないなら話しかけないで。僕はちゃんと最後まで話したい。自分の思ってる結論に導くために僕に話しかけてるだけやろ!自分が考えてる結論を言うためなら僕の話を聞くふりしないで言いたいことだけ言ったらいい!

次男に言われた言葉たちです。
今なら何を言っていたのかよくわかりますが、この時は全然わかっていませんでした。私は思ってることをきちんと伝えているのになんでわかってくれないの?なんで伝わらないの?と思っていましたが、表面的な自分の気持ちと思い込みだけを自分の本心と捉えていたので彼が言っていることが理解できなかったのです。

例えば
「学校辞めてもいいよ。」そういう私に
「学校に行かないのは未来が見えなくて闇、だから学校に行くしかない。」
そう言う返事が返ってきてました。
「学校へ行くしかない。頑張るしかない。」と言う返事に安心するだけで学校に行かないのが闇なら行くしかないし、行かなきゃと思ってるんだ。よかった、それなら頑張るよね。

そんな感じで自分の聞きたいことを聞くために会話していたのです。
「闇ってなに?どう言う状態を言うの?」

そんなことすら聞いたことがありませんでした。

1年以上こんな会話をしてこれはもう高校はやめるしかない限界まできた時にやっと聞きました。
「ねえ、あなたが言う学校を辞めたら闇ってどう言う意味?」
私は社会のレールから外れるので闇だと言う意味だと思っていました。

ところが返ってきたのは想定外な答え。
「学校をやめたら週に何回かアルバイトに行けと言ったよね。お父さんは毎日アルバイトしろと言った。そんなことをしたらアルバイトをすることに必死で僕は勉強ができない。勉強して大学に行きたいのに勉強ができないと言うのは闇でしかない。行きたい大学に行く準備ができないのはただの闇。」

元々外に出たがらない彼が学校をやめると社会との接点がなくなるので引きこもることを心配してアルバイトに行きなさい、それが学校をやめる条件だと伝えていました。夫が言う毎日は極端だとしても週に1、2回なら大丈夫だろうと思ったのですが、勉強に集中したい彼にはそれが負担だったようです。
彼がアルバイトは負担だと言ったのに社会との接点に拘っていた私は彼の意見を聞かずにアルバイトしないなら学校に行きなさいと押し付けていたのです。
だから彼は学校をやめる選択をできなかったと知った時、本当に彼の気持ちを理解した時、あれだけ何度も会話していたのに本気で驚きました。

不安なら納得がいくまで「同じ立ち位置」でちゃんと話を聞けばよかったんです。
でもそれが出来ていなかった。そして彼らと向き合う過程で少しずつできるようになってきて、「会話」と「傾聴」言うものを子どもたち、夫、周囲の方とできるようになってきています。
現在進行形で子どもに育ててもらっています。

#不登校 #学校 #引きこもり #親子 #親子の関係 

 

krystianwinによるPixabayからの画像 

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