今に続く道 その2

farfadet

進級できるかどうか、ぎりぎりのタイミング。それは期末考査を受けられるかどうかでした。大事な時だから自分の気持ちを整理する為にも私のスーパーバイザーさんと直接話さない?と次男に提案してみました。

次男は幼いころに幾度か彼女に会っています。幼いころの彼は好きになれない人は「ねぇ、いつ帰るの?早く帰って。」と言ってしまう子でしたが、特別に遊び相手をしてくれる訳でもないのに彼女のことは大好きで、機会があって近くに来られると「また会いたい」と言い、ともに過ごす様子を見ていてもとても信頼しているのがわかりました。

スピリチュアルなことは嫌いだから断るかな、どうかなと思いながらの提案でしたがOKしてくれました。

セッションの予約が取れたのは期末考査期間中でした。なんというタイミング。

セッションは通常本人とだけしか話しません。でも私が心配しているのを感じたスーパーバイザーさんは彼と話した後、出先の私に電話を下さいました。

「farfadetさん、彼にはもう選べるカードがない。親が変わる時よ。」

その後の説明で深く納得しました。

彼が優し過ぎるが故に親の望む道を自分の道として歩んできたこと。体制が古い日本の学校は彼にはあっていないこと。出来ることを全てしてきてもう選べる選択肢がないこと。彼は年齢なりの経験不足と幼さはあれど、謙虚にまっすぐ自分や両親、社会を見ていて、彼の洞察は正確でとても深いこと。だから彼を信頼して任せて大丈夫なこと。そしてまだお母さんを必要としているのでただ愛を与えて見守ってあげてと。

「でも彼は学校を辞めるのは闇でしかないと言ってましたよ。」そういう私に「何が闇なのか聞いた事ある?わからないところをひとつひとつ聞いてみたら?彼は全部答えられるよ。自分のことちゃんと観れているよ。」とアドバイスを貰いました。

そうして聞いた「闇ってなに?」の答えが以前このブログに書いた「学校を辞めるとアルバイトしなさいと言われて、行きたい大学があるのに勉強が出来なくなる。大学で学んでしたいことがあるのに大学に行けないなんて闇でしかない。」でした。

「え?それが闇だったの?」

これを機に綺麗さっぱり学校に残る、進級するという私の中の拘りが吹っ飛んで行きました。逆に言うとこんなに追い込まれるまで手放すことが出来なかったのでした。とほほ🥺

その後……

進級への道が途絶え彼は暫く落ち込むのかと思いきや、それからの彼は日を追う事にみるみる生き生きと明るく快活になっていきました。

学校に面談に伺う度に先生も「別人みたいです!彼をどうサポートしたらいいのかととても悩んでましたが元気そうですよね?大丈夫そうですよね?日に日に元気になりますね。〇くんは学校辞めることになって良かったんだねー!良かった~!」と仰ってくださいました。

この出来事は昨年の11月末のことです。

これ以降も彼は壁にぶつかって凹むような出来事に何度も出会っています。彼の進みたい道には必要なこと。それが上手くいかなくて凹みます。でも以前のように泥沼に落ちたり鬱っぽくなることはありません。どーんと落ち込んでも嘆いたり怒ったりしながら立ち上がり前に進み続けています。

自分の力で!

今、彼がいいます。

「お母さん、これからも僕は嘆くことも愚痴を言うこともあると思う。でもそれは何かをして欲しくて話してるのでも、何かを言って欲しくて話してるのでもないよ。ただ話を聞いて欲しいだけ。解決策は自分で考える。自分で出来る。お母さんは見守ってくれていたらそれで大丈夫。」

漸くわかりました。

必要とされているのは落ち込んでいる時に励ましや解決策を与えることではなく、ただ話に耳を傾け黙ってそうっと美味しいものを差し出したり、温かいお風呂を用意してあげること。

それだけのことしかできないけれど、それは母である私がすることで彼にとってかけがえのないものになっていくのだということも。

#不登校 #学校 #引きこもり #親子 #親子の関係 #親子のコミュニケーション

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