きっかけは1年生の冬休みの宿題。
次男が通っていた中学は進学校だったので大量の宿題がでます。終わらないまま平気で登校する生徒も沢山いますが次男は気にします。その理由も先生が僕たち生徒のことを尊重して大切にしてくれるのに申し訳ない、先生がいい先生だから無下にできないなど先生への思いからです。
繊細で感受性も強く相手の気持ちがよくわかります。大人が嘘で誤魔化すのも見抜きます。これが概ね正しいと思われることが多いのです。それ故に無下にできないのでしょう。
終わらなかった宿題を冬休み明けの連休で終わらせる!と決意していましたが、連休には連休の宿題がでてしまったのです。
「もう無理。。。僕はこの学校にはついていけない。」
学校をやめるしかないと悩み始め登校出来なくなりました。
先生が電話を下さり(先生は本人が負担なら話さなくていいと言われてましたが、先生との信頼関係は築けていたのでどんな時でも先生との対話は嫌がりませんでした。)、宿題をしない生徒は幾らでもいること、気にしない生徒が多いこと、気になるなら教科担任と話して宿題を減らせることなどを納得いくまで話してくださいました。
3日間欠席しましたが、先生のおかげで立ち直って登校できるようになりました。良かった~☺️
と思ったのもつかの間😰、時々欠席するようになり、中学2年は初日こそ張り切って登校しましたが登校する日がぐっと減り週1~2回のペースになってしまいます。
学校に登校できないというメインの大問題に加え、当時の私には更に大問題だったものがあります。
それが定期代とお弁当。それに学費。
次男は自分の意思で遠方の私学に行っていました。我が家には高いと感じる学費、定期代、そして毎朝作るお弁当。定期の購入をやめればいいじゃない、お弁当を作らなければいいじゃないと思われるでしょうが、行って欲しい、行くかもと思うとどうしても止められないのです。実際に今日は休むだろうと思った日に行ったりするので毎日どうすれば私の負担にならないのかを毎日悩んでいました。
自分の心理的負担を減らす、それは自分のためではなく次男のためでした。私の不安やイライラが次男に影響するのは長男が小学生の時に学びました。だから次男のために私の心理的負担を減らしたいと強く思っていました。
ただ、当時の私は全く気づいていませんでしたが次男のためといいつつ、本当は学校に行って欲しい、周りの10代の子と同じ普通の生活をして欲しいと思う私のためだったのをかなり後になって気づくことになりました。
人間ってややこしい🥺