いよいよ受験

farfadet

不安、焦り、苛立ち。そんな感情を抱えた中学3年生3学期。いよいよ受験です。

話し合いを何度も重ねました。全く勉強していないので彼の学力で入れる高校は限られます。真面目な彼の性質から入学しても登校が無理だと思われる学校も候補から落とします。

その結果私立は受験せずに公立一本で。つまり滑り止め無し。落ちたら中学浪人になるんだろうか、でも1年引き伸ばしても彼のやる気なら今と同じ結果にしかならないだろう。覚悟を決めて彼の意志を尊重します。先生も滑り止めがないので心配して下さり、私はいつでもここにいるので高校に行けなくてもいつでもおいでと言ってくださってました。

1次は予想通り落ちました。ひゃーー!

彼の志望校には二次あるのでダメ元で受けたらなんと2次で合格しました。

私も落ちる覚悟?を決めていたので入学金や学費、教材費などを全く準備していなくてめちゃくちゃ慌てました。(苦笑)

そして何がきっかけかわからないけど、3学期の途中、1月後半から何事も無かったかのように登校を始め、卒業式はまるでずっとそこにいたかのように参加していました。でも卒業アルバムには個人写真以外に彼の姿はありません。( ; _ ; )寂しかったなー。

最近彼に聞いた話ですが、仲が良かった子の他にもお兄ちゃんが不登校だったからといつも声をかけてくれる友だちなんかもいたそうです。色んな人の愛を受け取っていたんだなぁと思います。

さていよいよ高校です。

高校は登校しないと卒業できません。(>人<;)

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