今しみじみ思う(そふぃあ編)

そふぃあ

通信制高校3年生の息子が最初の不登校になったのは小5のGW明けでした。
小4の2月ごろから行き渋りが始まり、私は不安で押し潰されそうでした。当時は学校に行かないこと=人生の脱落者だと思っていて、我が子の将来がなくなると信じてたからです。

子どもを学校に戻すこと以外に選択肢はないと思い、学校に戻すために不登校専門カウンセラーさんにお願いしました。
息子は外には出られなかったので、最初のカウンセリングは訪問型でした。でも息子は学校に行きたくないから、学校へ戻すためのカウンセリングなんか受けたいはずがないんです。今ならわかるそんなシンプルなことも、当時の私にはわかりませんでした。
必死でカウンセラーさんに会わせることをしようとしていましたが、うまくいくはずもなく…最初のカウンセラーさんと息子は会うこともなく、カウンセラーさんも妙案を出せずの日々が続き、カウンセリング料ばかりがかさむことになったので2ヶ月と少しでお断りしました。

次にお願いしたカウンセラーさん、この人との出会いは息子と私にとってとても大きな出会いでした。
学校に戻すことがすべてだと信じていた私の価値観を、反面教師として覆すことになったからです。
このカウンセラーさんの「学校へ戻す」手法は、とても大がかりでカウンセリングというものではなかったと私は思います。
結果として親の代わりに、子どもを脅して学校へ行かせる手法で、にわかに信じられない手法です。
息子と私の親子関係はズタズタになりました。
息子はこのカウンセラーさんが私の手先(笑)だとわかっていたので、ある時私にこう言い放ったのです。
「自分の子どものことやのに人に頼んで恥ずかしいと思わへんのか!俺にいっこも向き合ってないやないか!」
私はこの時、その場に立ち尽くしてしばらく動けなかったことを覚えています。息子の魂からの叫びでした。
そのあと、このカウンセラーさんにもお断りをしました。
しかし今ではこのカウンセラーさんにもとても感謝しています。この方との出会いがなければ、私は自分の狭い価値観に縛られて、息子をもっと追い詰めていたと思います。

いろんな紆余曲折があり、息子とはたくさん傷つけ合って今があります。
息子の不登校を通じて学んだことは果てしなくたくさんあるのですが、その中で最も大きかったことの一つは、人生で起こることには必ず、すべて必要で意味があるということ。無駄に起きることは一つもないんだということ。
それが腑に落ちると、ネガティブを恐れなくなれます。
とはいえ、ネガティブを感じるのは相変わらず苦手ですけれど(笑)。


hartono subagioによるPixabayからの画像 

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